…………
ストーリー詳細
真心を込めて綴られた時の絵巻を静かに味わって。胸を打つ声と響き合う調べに導かれ、ステージと日常が交わるかけがえのない記憶をもう一度心に抱きしめます。

迷い星、叫び重ねて · EPISODE 17
一生、やる
一緒に、迷子になろう
ADV 10016 · 再生時間 14:39
解放条件
- プレイヤーランク 17
- MyGO!!!!! バンドランク 3
クリア報酬
燈ちゃん! 昨日行ったよ、ライブ!
朗読すごかったよ~。 私泣いちゃって~……
最近毎日やってるんだよね? ギターの子と一緒に!
次いつやるの?
…………
……やっぱりいらないじゃん
……なんで野良猫が燈とやってるわけ
楽奈ちゃん、面白いことが大好きだからね~。 立希ちゃんは一緒にやらないの?
私は――
ともりのライブ始まる。 ドラムやって
野良猫!? ていうか私、バイト中なんだけど
あ~、大丈夫だよ~。 いってらっしゃーい
ちょっと! 引っ張るな、野良猫! 私は…………っ!
『僕には世界が遠くて』 『ひとりぼっちの星をぐるぐるぐるぐる』
『精一杯背伸びしたって』 『にんげんになれなかった』 『春の陽だまりは――』……?
…………
……
……
……!
『だけど詩を歌わなきゃ』
『傷つけたくなかった』 『手を離したくなかった』
『ごめんなさい』 『たいせつなひと』 『伝えたい思いはいつも喉が張り付いて声にならないから』
『せめて残したいこの詩を』
…………
RiNG 非常階段
燈のこと考えてるつもりで、考えてなかった。 勝手に海鈴に声かけて、ごめん
バンドやだって言ってたのにライブするし…… 何考えてるか、全然わかんなかったけど……
でも……燈の歌を聴いてわかった
立希ちゃん……
来てくれて、ありがとう
燈……
……!
睦ちゃん……
そよ、どうするの?
なんで知ってんの?
そよちゃん、どうしてる?
そよは……わからなくなってる
何が?
えっ? あっ、ちょっと!
…………
愛音ちゃん、おはよ~
おはよ~
…………
……? 何?
……ギター弾いて。 一緒に、ライブやって
……私、いらないでしょ?
……いる!!
愛音ちゃん、いるよ……!! 愛音ちゃんがいないとっ!!
急に大声出さないでよ! びっくりするでしょ
ギター、弾いて!!
……っ!
あっ……愛音ちゃん! 待って……!
はぁ、はぁ……!
……っ、なんで追いかけてくるの? ギター、もういるでしょ
一緒にやろうって言った! バンド、私に!
本当にやりたかったわけじゃないし……
……だったら、どうして誘ったの
……別にいいでしょ
愛音ちゃん!
……っ
見栄だよ! みんなにすごいって思われたかっただけ!
愛音ちゃんは、必死でもがいてて…… そよちゃんも、私も、迷子だから……
一緒に…… 一緒に、迷子になろう
…………
……あ~あ、 燈ちゃんのせいだよ
……!
そよさん、待って。話があるの
…………
そよさん!
ついてこないで
話聞いてくれるまでついてくから!
そよさん! ……って、なにこのマンション……!?
私の家。 はぁ……入れば?
えぇ~~~? 天井高っ! ソファでっか!
超高級ホテルすぎて生活感ゼロじゃん…… まさか、一人暮らしとか?
母親と住んでる。 ……お茶淹れてきたけど
あ、ありがと。 この香り……初めて会った時にお揃いで飲んだやつだ
……よく私と話せるね。 私がバンドに入った理由、全部聞いたんでしょ?
聞いたよ。ムカついたけど、 そよさんも人間なんだな~って思って
……は?
裏表すごいし、ウソつきまくりだし、 意地悪いとことかあるでしょ
……ケンカ売ってるの?
……迷子なんだって?
はあ?
燈ちゃんが言ってたよ。 そよちゃんも、私も、みんな迷子だって
……何それ
燈ちゃんは待ってる。 あんたが私をいらないって言おうが、私はやるけど
……見栄で始めたくせに
そうだよ。 私たちが始めたバンドじゃん
……っ
……だったら、私が終わらせてあげる
次、燈ちゃんだ。 お客さん増えたね~
燈、準備できた? こっちはいつでも始められるよ
……来た
わぁ~…… すごいお客さんじゃん……
愛音ちゃん……
…………
準備できてんの?
あ~、はいはい。今アンプつなぐから
よし。じゃあ、始め……
……待って
?
え? ちょっ、燈!? どこ行くの!? そっち客席!
あっ、あのっ、 前っ……! 通して……!
……そよちゃんっ!!
……来て!
ちょっ……ちょっと! 離して!
…………!
勘違いしないで……! 終わらせにきたの!
……はぁ、はぁ…………っ
……っ、ありがとうございました!
なんなの!? わけわかんない……!
私だってわかんないよ……!
…………っ
燈! 大丈夫……?
ライブ、終わったら…… 力抜けて……
……ここには、終わらせに来たの
……!
なのに……なんで? もうわからないよ……!
私、みんなを利用してたんだよ!
それでも……一生、やる……
……っ
一生なんて、バカみたい……
……ふふん
