の!
ストーリー詳細
真心を込めて綴られた時の絵巻を静かに味わって。胸を打つ声と響き合う調べに導かれ、ステージと日常が交わるかけがえのない記憶をもう一度心に抱きしめます。

の
の!
の
ちゃん!
かさん
んも~~~っ!
ノット『ののかさん』! イエス『ののちゃん』!!
好きに呼んだっていいじゃないですか
そうだけど、ホワイ!?
こほんっ……むか~しむかし、あるところに ののちゃんを宮永さんと呼ぶ、都子ちゃんがいました
もうこのまま一生『宮永さん』の人生を歩むのだろう…… ののちゃんがそう思ったある日、都子ちゃんは言ったのです
『ののかさん』と……!
そうですね
ののちゃんの心はぱあっと明るくなり 『ののちゃん』呼びも夢じゃないと思ったのです
なのに! ずーっと『ののかさん』!
何か不都合でも?
ふまんです! 名前オッケーならあだ名もオッケーのはず!
いえ。呼び方を変えたのは 苗字より名前の方が言いやすかっただけです
そこに深い意味なんてありませんよ
む〜……
仕方ないですね。 かくなる上は……っ!
(ない眼鏡を上げてる……)
みっちゃん!
やこちゃん!
みゃーちゃん!!
どーだ、ののちゃんのあだ名ラッシュ! うれしいでしょ〜
…………
ハッ! 都子ちゃん、無反応……!? どうして……
まるくん
おれが説明するぜ!
まるくん!
まるくん
何を隠そう、都子は今まであだ名で呼ばれたことなんてない!
まるくん
だから嬉しいとか以前にピンときてないんだぜ!
!!
ま……負けた〜……
……そういうことですので。 失礼します
都子ちゃ〜〜ん……!
(ふっ……別にいいんです。 あだ名で呼ばれたことがない人だってごまんといるはず)
……あれ……部屋の中なのに雨が……