ストーリー詳細

真心を込めて綴られた時の絵巻を静かに味わって。胸を打つ声と響き合う調べに導かれ、ステージと日常が交わるかけがえのない記憶をもう一度心に抱きしめます。

汐見 蛍 & 浜崎 まほろ · EPISODE 1

蛍&まほろ 1

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解放条件

  • 親密度レベル 5

クリア報酬

蛍蛍

(もっと……もっとうまくならなきゃ)

蛍蛍

(皆さんの願いを叶えるには、もっと、もっと――)

観客A

すっご……何あの子、プロ?

観客B

こんなピアノ初めて聴いた……

蛍蛍

ありがとうございました! ……あれ?

まほろまほろ

やっほ。観に来ちゃった

蛍蛍

まほろさん! お疲れ様です

まほろまほろ

お疲れ様。バンド練習ない日でも、 こうやってピアノ弾いてるんだね

蛍蛍

はい。ただ練習するだけなら家でもできますけど、 お客さんに届ける演奏はここじゃないとできないので

まほろまほろ

偉いなあ〜……たった1人で、 知らない人たちの前で演奏するなんて

まほろまほろ

私だったら多分、怖くて震えちゃうかも

蛍蛍

ふふっ。わたしも最初はそうでしたよ

蛍蛍

コンクールと違って、誰が聴いてくれるのか、 そもそもそんな誰かがいるのかもわからない

蛍蛍

わたしも……奏多さんに誘われるまでは、 やってみようだなんて思いませんでした

まほろまほろ

そっか……奏多もここで弾いてたんだよね

蛍蛍

はい……たくさんの人を、笑顔にしていました

まほろまほろ

……奏多ってば、ほんと自分のことは適当なんだよね

まほろまほろ

私たちからしたら、そもそもストリートピアノやってる ことすら初耳だったし

まほろまほろ

まあ、奏多がいきなり何か始めるのって、 結構慣れっこだったけど

まほろまほろ

ちっちゃい頃はひどかったんだよ? ツチノコ見つけるーとか、ナントカ賞の作家になるーとか

蛍蛍

ふふ……そうだったんですね

まほろまほろ

うん。それにまあ……奏多にだって、 私たち以外の友達もいるだろうし……

まほろまほろ

邪魔しちゃ悪いかなーって勝手に思って、 結局観に行けなかったんだ

蛍蛍

…………

まほろまほろ

聴きたかったなあ。 奏多と、蛍ちゃん……2人のピアノ

まほろまほろ

もしもあの頃、観に行ってたら…… 私たち、もっと早くに出会ってたんだろうね

蛍蛍

……もしも、あの頃

蛍蛍

(わたしが、まほろさんに。 millsageの皆さんに会っていたら)

蛍蛍

(あるいは)

蛍蛍

(わたしが奏多さんに、出会っていなかったら)

蛍蛍

(そしたら――)

まほろまほろ

蛍ちゃん?

蛍蛍

……あっ。ごめんなさい

蛍蛍

(ううん。もしもだなんて、考えたって意味がないよね)

蛍蛍

まほろさん。何かリクエストはありませんか? 聴きたい曲、何でも弾きます!

まほろまほろ

え……いいの? じゃあ……え〜っと……そうだ!

蛍蛍

(この物語は、わたしがハッピーエンドにするんだから!)