(ふむ……この本は面白い。 だがそろそろ休憩にしよう)
ストーリー詳細
真心を込めて綴られた時の絵巻を静かに味わって。胸を打つ声と響き合う調べに導かれ、ステージと日常が交わるかけがえのない記憶をもう一度心に抱きしめます。

あ、コップが……
こういう時はどうすれば…… ばあやはいつもどうしていただろうか
も〜〜寧月! 何をぼーっとしてるんですか!
ほら、とりあえずコップを戻す! それから何か拭くものの準備です!
拭くもの、とは……
ちえりが布巾を持ってきました!
ああ。これで床とテーブル、そして服も拭ける
床と服は同じもので拭いたらダメですっ。 も〜、仕方ない部下ですね
今日だけちえりがやってあげるんで よ〜く見て覚えて、尊敬してくださいね!
わかった。ありがとう、チェリ
ティッシュは使い終わったらゴミ箱に捨てる。 そう教わったが……
ゴミ箱がいっぱいだ。 捨てられそうにない場合は、どうしたら……
寧月! またお困りのようですね!
チェリ、一体どこから
ふふん、ちえりにはわかります。 寧月は今そのゴミをどこに捨てたらいいか悩んでいますね!
名推理だ。 ゴミ箱が使えない場合はどうしたらよいのだろう?
知らないなら教えてあげましょう。 ずばり、袋を交換するんです!
なるほど……
満杯になったら袋を取り出し、新しい袋に替える。 そうすればまたゴミが捨てられます!
今からゴミ袋の場所と交換方法を教えてあげますっ。 どうですか、ちえりを尊敬したくなったでしょう!
ああ、チェリはなんでも知っているのだな
(よし、今日終わらせる課題はこれで全部だな。 問題用紙を時間割ごとにまとめて……)
――っ
……痛い。 紙で切ってしまったか
寧月! またお困りの――
なっ……!! 指から血が出てるじゃないですか! なんでもっと痛がらないんですか!?
ちょうど痛いと言ったところだ
も〜、寧月は本当に手のかかる部下ですっ
いいですか、絆創膏は救急箱にあります! 救急箱はこの棚ですっ
わかった、覚えておこう
で、次は絆創膏の使い方。 これを剥がしたら、傷口をガーゼの部分にあてて……
こうです! ふふん、とっても綺麗に貼れたちえりに感謝したいでしょう!
ああ、ありがとう
チェリはすごい。 連合トップの実力がこれほどだとは知らなかった
そうでしょう、そうでしょう! 常に部下の面倒を見られるのがトップですから!
これからも困った時は、 ちえりを頼ってもいいんですからね〜〜!
……チェリはすごいな
私が困った瞬間に、いつでもどこからでも現れるなんて 本当にすごい